7月12日 その4

7月12日(火) フィレンツェ

一休み後…
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会3時半過ぎたので、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ向かう。ここは5時までなのだ。外観の写真は出てきてから写すことにして、まずは中へ。ここは内部は撮影禁止入口にしっかり書いてあった。入って真っ先に目についたのが、ジョットの十字架像。天井からぶら下げられているのだ。ここでは、ガイドブックの拡大コピーを見ながら、アレはなになに等と確認しながら見て歩いた。ただ残念なことに、隣にある「緑の回廊」には入れなかった。係りの人にも「緑の回廊へ行くにはどこから行くのか?」と聞きたかったのだけれど、「緑の回廊」というイタリア語が判らないのでちょっと困った。母は気軽に「聞いてくれば?」と言っているけど、行きたい場所の正確な名前を知らないのだから。一番詳しいと思われる「地○の歩き方」でさえそんな状態なのだから、ましてや他のガイドブックなど言わずもがな、である。ようやく入り口が判ったのだけれど、係りの人に「おしまい」と告げられてしまった。残念。

お目当ての品
外観の写真を写した後、母がどうしても行きたがっていたお店に向かった。駅を通り越してアルノ川方向に行ったところ。ちょっと距離がある。日本を発つ前に住所とガイドブックに載っていた位置を照らし合わせたのだけれど、ここは納得がいかなかった。と言うのは住所には道の名前がつくのだけれど、その名前の道と、地図の位置が一致しないのである。どちらが正しいのかは判らない。それ1冊しか情報が載っていなかったからだ。とりあえず、方向は同じなので、住所の方の通りから行ってみることにした。判りにくいけど、この道を入ると該当する道に出るはずと行ってどんどん進んでいった。すると、通り沿いの店の中に突然、和物がウィンドーに飾られている店があった。浴衣や、草履など、まさかこんなところで出会うとは…と母と少し眺めていたら、奥からご主人が出てきた。挨拶をして少しお喋り。なんでも1年ほど前に店を出したとか。フィレンツェでも日本ブームなのだそうで、日本の下駄や草履は人気だとか。話のついでに、探している店のことを聞いてみた。すると、「店の名前は判らないけれど、たまに日本人が探している店があるのでそこかもしれない」と教えてくれた

果たして行ってみると、まさにそこが行きたかった店だった。外には加工途中の品物が乾燥させるために並べられていた。「そう、これが欲しいのよ」と母。欲しかった物は、革細工の小銭入れなのだ。中に入ると、奥には仕事場があって、写真で見た通りのご主人がいた。ショーケースの中から幾つか出してもらう。母は自分用に赤いのが欲しいという。ついでに私の分も買ってくれるとか。では、気が変わらないうちにと、有り難く戴くことに(笑)。ところが、赤いのは一回り小さいサイズしかないとのこと。仕方ない。デザインと機能性もそうだけど、この色が気に入ったのだから、と小さいサイズで納得して購入

翌日から早速使い始めました。 物凄く使いやすいですが、日本では500円硬貨があるので無理かも。
1枚革で造られている小銭入れ(28.5ユーロとお手頃) 蓋の部分に小銭が出てくるので便利

父と、たった一人の伯父には、茶色ので一回り大きなサイズ。造りがしっかりしているので、長持ちすると思うし、革だから使えば使うほど色に味わいが出てくるはずだ。裏を見ると、署名が型押ししてある。どうやらご主人自らの署名らしい。聞くと、紙に書いてくれた。更に、型押しの金具で実際にやって見せてくれた。口だけの説明では飽き足らず、実演してくれるのはどうやらイタリア人の気質らしい(笑)。昼間行ったバッグ屋でも、そう感じた。包みながらご主人は日本のデパートのイタリアフェアによく呼ばれると言っていた(現に来ている)。幾つかデパートの名前も挙げ、机の上にあった名刺フォルダーの中も見せてくれた。更に、「最近日本からお礼にと、日本酒が届いたのだよ。美味しいからねぇ」と嬉しそうな顔をしてショーケースの中のお酒を指さした。どうやら嬉しくてすぐには飲まずに飾って眺めているようだ(笑)

会計を済ませて、先ほどの和物屋さんに再び寄る。店が判ったので一言お礼を言ってから帰ることにしたのだ。手持ちの抹茶味の飴を持っているだけ、気持ちとして置いてきたら「懐かしい日本の味ですねぇ」と大層喜んでくれた。

2日目の夜
ホテルへ向かいながら今夜の夕食の話になった。朝から歩き過ぎなくらい歩いている何処かに食べに行くのも面倒なくらい。そこで、通りがかりの店でテイクアウトして部屋で食べ、今夜は早々に寝ることにしたそうでないと体力が保たない。私もかなりグッタリしていた。適当に数種類のおかずとサンドウィッチを買った。なんでもいいから早く部屋に帰って座りたかった。ホテルの前までやっと来た。大汗かいている。ホテルの向かい側の店で、水とレモン味のグラニータを追加で購入。グラニータを飲みながら部屋へ戻った。

疲れた…。ともかくその一言に尽きる。グラニータは喉が渇ききっているときは、ちょっと味が濃いので、買ってきた水で薄めた。うん、これでかなりちょうどいい。飲んだら、食べる前にベッドへ寝ころんでしまった。10分ほどゴロゴロしていたけれど、いつまでもキリがないので、買ってきたもので夕飯に。味は…。前の晩のお店が如何に美味しかったがよく判った。「ま〜、仕方ないわね、ものすご〜く不味いわけじゃないから、食べたい物だけ食べればいいのよ」、と母。
食べ終わるとすぐに母から入浴。足が疲れきっている。母は湿布を足の裏に貼ったり、塗り薬を塗っている。私も塗り薬を塗ってから寝た。時間は9時ちょっと過ぎだったけれど、2人とも疲れ過ぎたので、すぐに寝てしまった。

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