7月15日 その6
7月15日(金) フィレンツェ → ヴェネツィア
「絶景かな!絶景かな!」
時計塔の下をくぐり、サン・マルコ寺院の前に出た。西日を浴びて、モザイクがキラキラと輝いている。肉眼で見る分にはキレイだけれど写真に写すには、ちょっと日の光は邪魔な感じ。でも、正面中央にあるサン・マルコ像の下にある『有翼の獅子』の像は、赤味を帯びた金色に輝き、大層美しかった。
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| サン・マルコ寺院のモザイク画 | 夕陽を浴びて輝いています | 夕陽に輝く有翼の獅子像 |
鐘楼のところまで来ると、昼間の行列がウソのように無くなっていた。時間は夕方6時頃だったと思う。まだまだ明るい時間だ。空いているのならば、と、鐘楼に登ることにした。いつも思うのだけれど、この鐘楼はエレベーターが付いているので、『ありがたい』と思っている。階段の昇り降りが大嫌いな私なので、楽して上まで登ることが出来るのだから。チケットを買い、エレベーターへ。
エレベーターは係の人が操作するので、単に乗り込むだけ。中の設備は最新式?に近い。一緒に乗ってきた女性がなんとなく変な動きをしている。係の人もいるし別になにされたというわけでもないけれども、気をつけねばと母と話す。観光客を装ったスリかもしれないし。上に到着。風が吹き抜けて心地よい。先ほどの女性。なんだかやたらに他の人にくっついて写真を撮っている。やっぱり挙動不審。彼女とは逆回りで見ることに…。
まずは北の方向から。時計塔もまだ修復中で屋上は覆われてしまっている。一体、いつになったら修復終わるのかしら?ブロンズ製のムーア人の人形が鐘を打ち鳴らして時を告げるのだそうだが…。少しずつ移動しながら下の景色を見て行った。あ、大陸側に伸びる電車の線路と道路の橋が見える。細い楊枝のようなものが架けられている感じ。行ったことは無いけれど、ヴェネツィア版天の橋立ってところかしら?北側はどちらかというと見ている人は少なめ。インパクトが薄いからだろうな。サン・マルコ広場を見下ろせる場所は順番待ち状態。前の人が退くまでは覗き込めない。
仕方ないので、先に海の税関を臨む。夕陽に照らされてキレイだ。写真を写していたら、サン・マルコ広場を見下ろす場所を占領していた人達がやってきた。ということは、隣は空いているわけね?すぐにそちらに移った。見下ろすと、サン・マルコ広場はかなり人が少なくなっていた。鳩の方が圧倒的に数が多い感じ(笑)。広場から視線を上げると、あれ?あの建物が見えるなんて!コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段(ヴェネツィアの方言で通称カタツムリの階段)。前回2004年に登ったときは初めてのヴェネツィアだったので、あまり色々なことを知らずにいたため、見ていても見落としていたようだ。でも、帰ってからはいろんな本を読みあさったので、多少は気がつくようになったのだろう。カメラのズームを最大にしてみたら、そこそこの大きさに写すことが出来た。今回は時間の余裕がないので、多分訪れないと思うけれど、そのうちヴェネツィアを訪れたら、是非とも目の前で見上げて眺めた後、階段に登ってみたいと思う。
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| 鐘楼からの眺め(海の税関方面) | 鐘楼からの眺め(サン・マルコ広場) | コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段 |
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島も夕陽を浴びて、白亜の教会の正面が色づいていた。それにしても、サン・マルコ寺院を上から見下ろすと、屋根の形がホントに面白いと思う。屋根の部分だけをみていると、キリスト教の建物には見えない。イスラム文化を巧みに取り込んで見事に消化したものだと思う。
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| サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 | サン・マルコ小広場の獅子像 | サン・マルコ寺院の屋根 |
夕陽の中
鐘楼から降りると、サン・マルコ寺院のバルコニーから上のモザイク画が夕陽に輝いていた。うん、この時間帯もかなりのお勧めかもしれない。日中と違って柔らかで、ややオレンジがかった光に照らされるからだ。隣のドゥカーレ宮殿を見ると、ファサード部分の花の形をした透かし模様を通り抜けた光が奥の壁に写っている。日が更に落ちてしまうと見れなくなるので、急いでカメラに収めた。写した後、暫く見とれていた。今回の旅行中に写した建物のクローズアップ写真の中ではお気に入りのうちの1枚となった。
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| 夕陽に輝くサン・マルコ寺院 | ドゥカーレ宮殿 光と影 | ゴンドリエーレ達 |
ドゥカーレ宮殿前のゴンドラ乗り場には客待ちのゴンドリエーレ達がそれぞれ仲間達と固まってお喋り。その中でもふと目についたのがベンチに座っている2人。あまり若くもなく、年寄りでもなくナイスミドルっていう感じ。小麦色に焼けた腕が見え、なんだか良い雰囲気。う〜〜ん、イタリアの男の人って、なんだか独特のいい雰囲気があるのよねぇ〜。なんて言うか、絵になるって感じ。近くに寄ると仄かにコロンの薫が漂う大人の雰囲気(←勝手に想像して酔っている)。日本人では滅多に見つからないと思う。思わずカメラに収めたけれど、これもお気に入りの1枚となった。
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